僕は、今、40歳代だけど、20歳代前半の頃は、30歳代で独身者は圧倒的に少数だから、「どうしてなんだろう」「なにか理由があるのかなぁ」なんて、勘ぐったりしていた。
時を経て、自分が30歳代どころか、40歳代にもなった今、思うことは独身者が男女ともに結構いて、結婚を焦っているものも確かにいるけれど、それ以上に、自分の時間を大切に過ごしている方々が多い。それに、労働事情で仕方なくという方も。
世間一般も、昔みたいに珍しいといった目で見ることもなくなり、「普通」といった状態になりつつあるように感じる。
この状態は、40歳代以上の「さびしさ」といった感覚や感情に変化をもたらしていると思う。
つまり、自分だけが、独身者では、無く、今や同世代に多くの独身者がいるのだから、他者との比較による「さびしい」といった感覚は消滅し、ごくごく当たり前のこととして受け入れやすい状態になってしまうように思う。疎外感や不幸感も薄れる。
この状態は、社会にとっては、良いのか、悪いのか?と考えてとき、「悪い」ことだと思う。
次世代に子孫を残すことなく、途絶える社会だからだ。
どうして、こうなってしまったのだろう?時代のせいだけど、批判を覚悟で述べるとすれば、具体的には「女性の社会進出による活躍」だと思っている(たんなる酔っ払いの戯言です)。
男性と棲み分けできていたところ、崩れてしまった。
これが、一握りの優秀な女性には、多くの富をもたらしているが、皮肉にも、一部の女性が困窮し、不幸の原因になっているように感じる。
本当に、余裕のない社会だ。
明日も、がんばろう!