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公務員とかの退職金制度は、社会を歪めていないか?

 公務員とか退職したときにもらえれる退職金は魅力だけど、重過失で懲戒免職になるともらえないらしい。

 退職金の算定は、勤務年数に応じて増える仕組みになっているようである。

 その勤務時に重過失があった場合、過去に、いわば積立てたように見える部分も消滅してしまうらしい。
 このことは、僕には、理不尽に思えるし、職員の行動を抑制的にさせ、マイナスに作用させているように思える。

 だいたい、重過失を行ったのだから、退職金が貰えなくて当然という考えもあるけれど、今の世の中、何が「重過失」になってしまうのかわからない。それに明らかに「運」もある。例えば、冤罪で捕まって、数年後に無罪が判明するといった場合などで、後から当人が満足する充分な補償や手当はなされるのだろうか?

 そして、今は、独身者が多いといった事情もある。在職中に死亡してしまったら、本当に損ではないか。遺族に支給されるといっても、本人がその意志で使えるからこそ意義があるものであり、死んでしまったら終わりである。

 退職金なんて人質をとるような仕組みはやめた方がよいと思う。通常の給与のみでよいと思う。

 不運にも恩恵にあずかれなかった人の反社会的な行動を助長しないためにも。
 また、退職金をもらった人の、違法行為を抑制するためにも(田舎の高齢者の方は、軽度の酒気帯運転はどうでもよいよう思えるようになるのではないだろうか?無職だし、過疎で轢かれるような人は歩いていないし、空家だらけだし、お金もあるし、それに寿命で死期も近いし)。ひいてはこの低下した道徳意識が、現役世代に浸透し、不幸を生む連鎖につながると思う。

 以上は、新聞報道の地方公務員の酒気帯運転で懲戒免職の記事を読んで、ふと、思った次第です。