2月3日に山形県酒田市にある土門拳記念館に行きました。
観覧者は、小雪が舞い散る天気だったこともあり、4、5人程度と少なかったけれども、展示されていた写真がとてもよかったです。
そして、いつものとおり、「なんでもっと若い時に来なかったのだろう!」とくやしい思いしつつ、鑑賞しました。
やっぱり、20歳代でこれから沢山の想像物を生み出せる若い世代に見てほしいと感じました。
写真の構図が素晴らしいのはもちろんのことで、迫力があるもののあれば、美しさや気品のある作品もあり、結構、見ごたえがありました。
「写真は、絵画と違って、現実を切り取るものだから、作者の思いや精神が表現されにくいのでは?」と思っていましたが、
そんなことは、全然無く、構図や、明暗ですごく表現されていると感じました。やはり、「一流は違う」と思わせるものがあります。
また、地方や地域の当時の生活を記録した写真もあり、将来に伝える貴重な資料だと感じました。
それから、記念館の建物自体も、お洒落で、綺麗だと思いました。
何年後かに、また、訪れてみたいと感じる記念館でした。
なお、ここにアップした写真は、記念館職員に口頭で了解をとって撮影したものです。