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高齢臨時職員が現役世代の仕事を学ぶ機会を奪っていることについて

 今の職場では、震災復旧関係によるものかどうかは不明ですが、とにかく仕事量が多いので、人事部署では過去の職歴から「即戦力」になるであろう60歳代の方々を臨時に雇っている。
 しかし、職場、職場で、風土というか、伝統というか、やり方というか、ちょっと、業種は同じでも他の同業とは異なってしまうものだ。

 僕も他人事ではないけれど、上手く馴染んでいかないとやっていけないし、異動や採用直後の4月、5月はどうしてもキツイ。

 たいてい、異動者は、仕事の入門編といった「とっつき易い仕事」を任せられ、精神的負荷を軽減に配慮されつつ、徐々に難しい仕事を任されるものであり、採用者は、新規大卒の若い見習いといった感じで、さらにより負担の仕事を任されるものであった。

 ところがだ、それらの仕事を60歳代の臨時職員にとって代わられ、いきなり「仕事を任せられる」状態になってしまっている。

 これによって、新規大卒者については、配慮されるけど、異動者は、いきなり難しい仕事を任されることになり、徹夜をしてまで頑張る者もいれば、放り投げる者もいる。
 いずれにしても、やらなければならない仕事なので、前からいる者がヘルプに入って処理するのだけど、この業務量が多すぎる。とても仕事を回せる状態にない。
 それでいて、60歳代の臨時職員の方々も、「易しい」仕事が与えられているハズなんだけど、初めてする仕事は往々にして「難しい」と感じることもあり、そして「臨時」ということもあり、仕事に対する熱意が感じられず、前からいる職員に頼りっぱなしという状態。

 なんというか、60歳代の臨時職員の方々は、残念ながら、ミスを連発し、足を引っ張る状態になっている。

 昨年も同じ状態で、たいへん苦労したものだから、前からいる他の職員も交えて、改善を要望したものの、4月の定期人事異動を終えた現状では、改善どころか、悪化している状況だ。

 そんなわけで、休み明けの、月曜日、顧客(役所)に履行期限の延長をお願いするハメになってしまった。
 できなかったのは、僕の仕事では、無いんだよ。

 僕は、「謝る」ことが仕事なのかもしれない。