新型コロナウイルス感染拡大での経済対策として、政府は、国民1人に10万円支給するようです。
これは、国家が借金をして捻出するわけだから、これからどっかでシステム的におかしくならなかという漠然とした不安を覚えてしまう。
借金をするということは、国債を発行するのでしょうが、マイナス金利だったりするから、おそらく買い手は「個人向け国債」くらいになってしまうような気がする。個人向け国債は、最低金利がたしか0.05%あるわけだから、金利的には定期預金より有利となっている。
個人向け国債を除く国債の買い手は、たぶん、日銀ということになると思うし、日銀の黒田総裁が「国債を積極的に買い入れる方針を打ち出し、年間80兆円を目途にするというこれまでの上限をなくしました」と報道されているからきっとそうなんだろう。
なんというか、この買い入れるお金はどこから出てくるのだろうか?
日銀は通貨の発行元だから、紙幣の流通量を増やしているような印象を受けてしまうし、たぶんそうなんだと思う。
資産というか、権利というか、そんようなものの裏打ちが薄まっていって、「円」の価値が下っていくような気がしてならない。
となると、やっぱり米ドルが一番か。
いろんな意味で資源を持っている国の通貨でさらに貯金しようかと本気で考えている。
株取引も米国主体で行っているからそう思うのかもしれない。