どのくらい過去のことかは明かせないが、仕事を殆どしない「お荷物的」な職員(50歳代後半)と一緒になったことがある。
僕の心に、休日とかで、ちょっと余裕ができると、時としてその人を思い出してしまい、ムカついてしまう。
その人は増員という形で職場に配属されたのだが、着任早々、私に告げた「障害者手帳を持っているから仕事はしません。」と(「仕事ができません」ではない。何の障害かは不明で、「障害者手帳」は見せてもらったことはない)。
私は、思わず「仕事の内容を配慮してほしいということですよね?」と聞き返したら、その人は「一緒にいればそのうち分かりますから」と。
私は、所属の人事担当の上司に報告したら“その人”の性格はそれなりに分かっていたようで「やさしい簡単な仕事はできるはずだから、そういう仕事を与えろ」と。
それで、敷地の見回り(日中のほとんどお散歩状態で、20分程度)、メンテ業者の作業時の立会(特に業者に指示することもなく、会話をする必要もなく立入禁止区域に入らないようにただ見ているだけで、それで照明や温湿度も良好な作業環境)、廃棄する紙資料のシュレッダー作業の仕事を割り振った。
これらの仕事の出来具合で、新たにできそうな仕事を割り当てるつもりだったが、結局は満足に出来なかった。
敷地の見回りと立会は、「一人では怖い」との理由であり、シュレッダー作業では一度に多量の紙を投入し機械を壊しそうにするし。
他の仕事を割り振ろうにも「心臓の動悸が酷くて無理」「腹痛が」「腰が痛くて・・・」とか。
あとはとにかく病気休暇も多かった。
診断書は見せてもらったものの、いつも同じ医療機関のもので、詳しい病名は覚えていないが、風邪、腹痛といった類のもので、「念のため本日は安静を要す」旨が必ず付記されていた。
そして、どうも、その医療機関から「紹介するから、もう他の診療所へ行ってくれ」と告げられていたようだった(あまりにも多く診断書を出したからだろうか?)。
その人は、その医療機関の受診と産業医や保健師の面談により病気休暇を取得しており、いつも「簡単な仕事」を割り振った日にバッティングさせるものだから、結局、代わりの職員を充てる作業負担が増えてしまった。
どうやら、前の職場、前々の職場、前々々・・・の職場でも同様な感じで、配属先のたらい回し状態となっているようだった。
その人が不在のとき、その人に与える仕事を探すミーティングが持たれた。
私は、他の職員へ向けて「とても困っている」と訴え、所属の人事担当の上司は「良い案を出せ」と言い放つ。他の職員は、皆「その人に任せられる仕事はなにもない。」と断言するものだから(任せても、病気休暇等で遂行できないことが容易に予想できる)、本当に苦慮した。
それから、本部の人事担当課へ私に対しての不満の「お手紙」をたくさん送り付けており、以前の職場のときも頻繁に送り付けていたようで、本部の人事担当がいうには、過去最高を記録したとのこと。
内容は、「仕事に対して不慣れな私(その人)への配慮が全く足りていない」とのことだ。
与えられた仕事は、全くと言っていいほどせず、勤務時間中は「人事担当者へのお手紙」を書く時間に充てられているようだった。
私が、その人の業務用パソコンの電子メールの設定をしてあげたのが禍となったようで、自分ではマニュアルをみてもどうしても設定出来ないというから設定してあげたら「お手紙」を作成するツールを手に入れたものだから、頻繁に送り付けるようになったのだろう。だからだろうか、以前の職場では誰も設定してくれなくて、結局、電子メールは使っていなかったようだ。
そんな調子だったものの、良かった点としては、電話を取ってくれたことかな。
弁は達し言葉も知っていて、うまく捌いてくれた。ある種の才能かもしれない。
その人は、高学歴で幹部候補として超優秀な成績で採用されたらしいのだが、どうしてこうなってしまったのやら。
このような人をみると、真面目に仕事をして「給料」をもらうことが本当に馬鹿らしく思え、士気も低下して精神的に本当に気持ちが悪かった。
本当に色々な人がいるのだと強く感じた思い出でした。