「捨てられない病」にかかっていることは、恐らく過去に何度か書いていると思う。
振り返るのも、面倒なので、もうカテゴリーに加えてしまった。
意外と、仕事の面では、捨てている。
捨てないと、時間を食われて、所定の時間内に終わりそうもないからだ。
だけど、同僚と比べると、まだ、捨て方が足りない。
本当に仕事の早い人は、バンバン捨てる。
そして、なんか捨て方が美しい。
今の職場は、大所帯なのだけれど、東北大卒と噂される方々の共通点だ。
捨て方には、判断力も伴う。その見極めと、ためらいの無さに憧れる。
他方、バンバン捨てて仕事も早いのに困った人もいる。
この人は、本当に無責任な奴で、僕としては、解雇レベルだと思っている。
取引に必要な記録があるのに、捨てたのでもう知らない。と平気でのたまう。
結局、僕らが後始末をする。
これは、その当人が、後始末をするべきだと常々思っているけど、結果的に、奴は、超過勤務することもなく過ごしているから組織の評価もよく、出世も早い。
しかしである。相手のある仕事で、誰も後始末しなかったことがあったようだ。そして、いつかバレルということで、10年以上してから、世間に発覚してしまったものの、「知らない」としらばっくれる。
結果、証拠不十分で、奴は処分されることなく、組織がそのツケを被った。
臆病になればなるほど、捨てられない。
規則上も、頭の中でもう大丈夫と思っていても、不安だ。
この不安との戦いを制して、仕事では、それなりにキレイにしている。そうしなければ、仕事は進まないからだ。
さて、私生活を見てみると、もうダメダメ。
仕事で精力を使い果たし、片付ける気力がわかない。
それになんだろう、「まだ使える」といった、「もったいないお化け」の洗脳が強烈過ぎて、何から何まで捨てられなくなっている。
この目に見える、現状に、さすがにヤバさを感じて、ささやかではあるが、捨て方をしている、今です。
「もったいないお化け」をやっつけると、なんとなく、晴れる気がします。
だぶん、過剰反応だったのだろうな。