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無駄の仕事を減らす仕組みが無駄?という皮肉

 現在勤めているところとは、約20年前にも他所属の職員ではあったが関わりをもっていた。
 また、当時、親組織でこの組織を管理監督する責任者とも関わりをもっていた。
 その責任者は、ここを「いらない仕事をしていたり、余計なことを増やしているところ」と評していたようであった。
 とにかくお客様から依頼された事をキチンとしてほしいと思っていたようであり、依頼を選り好みしたり自ら増やした余計な仕事が経費を圧迫したりと色々と問題視されていた。
 この「余計な仕事」については見解の相違があり、「余計」か否かは携わる関係職員の価値観によるところが大きいことから、これを評価というか審査というか、そんな仕組みを設けて「余計な業務」を減らして経費を削減することにした。
 仕組みの運用については、委員会方式で行うことにしたものの、この仕組み自体が将来的に「お荷物」になりかねないという懸念があったことから、期限を決めて運用する方向であったものの、社会的地位の高い御仁の知るところなり期限の定めのない運用となった。
 約20年経過した現在もこの委員会は続いており、社会的地位の高い方が入れ替わり立ち代わり委員として就かれている。
 残念ながら創設当時に懸念されたとおり「お荷物」となっているような気がしてならない。
 余計な仕事の肥大化を抑制する筈が、この仕組み自体が肥大化して、当時は2週間程度の業務の想定が今では通年の業務になってしまっている。 
 時代の移り変わりに伴って求められる役割や目的も変わってそうなったというのなら理解もできるのですが、とてもその様には見えないし、関係者の多くは漏れてくる「本音」からして、必要性を感じていないようだ。
 ただ、廃止する勇気がなく漫然と続いているのが実態か。

 当時のこの仕組みを作った人たちの呆れ笑いが目に浮かぶ。
 いつまでこの状態が続くのやら。