やるのは自分!主体性をもって、発展を!

日々感じたことを、皆との違いを恐れず記録します。そして希望を見つけます!

配属異動による別れ(印象に残った人)

 3月、4月は出会いと別れの季節。
 悲しくもあり、寂しくもあり、嬉しくもあり、悔しくあり。
 そんなごちゃ混ぜな心境です。

 僕自身、任期満了により予想していたとおり、次の職場を指示さらた。
 仕事の重みも増した。責任も増した。
 同様の立場にいる同僚たちと比較して、「可処分時間の少ない勤務条件」(暇という意味より、自主勉強を強いられるという意味)に不満を感じつつ、これからの人生を充実させるべく「FIRE」の必要性を強く意識せざるを得ない状況だ。
 もし、今、余命宣告されたら、めちゃくちゃ後悔する。「ガマンばかりの人生だったなぁ」と・・・・。
 しかし、やるしかないのだ。
 無理やり前向きに考えて、いろいろ思って、自分自身に嘘ついて。

 さて、今回の異動で、僕とともに配置換えとなりお別れした「ある女性職員」からは、良い意味で、いろいろと気づかされて、勉強させてもらった。今後、仕事をしていく上て、とても糧になったと思っているし、感謝している。
 彼女は、一流大学を卒業してすぐに就職して僕と一緒に配置された。
 彼女は幹部候補として採用されている。この職場には、いくつかの学閥があって、その頂点の大学卒だ。
 だから、彼女は、高確率で上位の幹部になると思われているし、彼女も少しは自覚していたようだった。
 そんな彼女は、やはり仕事のできる人で、自頭の良さと、頭の回転の速さは、本当に別次元と思えた。
 採用後、半年を経てから、僕に、雑談中、冗談で「退職を考えている」と軽口を言ってきたとき、思わず、
 「ここで燻っているよりも、いいかもな。どこ行っても他人より仕事できるよ」と返してしまったくらいだ。
 そもそも、そんな彼女は、仕事すること自体、望まなくて、しょうがなくてこの仕事に就いているんだとか。

 そんな彼女に仕事を頼むと、必ず「私やります!」と返事をくれる。
 他の、職員は、本来の担当業務だから拒否できる立場にないのに、グズるのに、彼女は、必ず「私やります!」と返事をくれる。
 扱っている仕事じたい、対外的ではなくて内向きだから、ミスしても影響は限定的だ。僕と一緒に遂行する業務ではあるものの、手が回らないから、彼女にお願いするという事情もある。

 大きな、面倒な2つの仕事をお願いし、それなりに創意、工夫してなんとか処理したもらった。
 結果的に、2つとも、間違いがあり、他部署に迷惑をかけることになった。僕が謝罪にいく羽目にはなったものの、それでもカタチにしてもらえただけ、とても助かった。すごく感謝している(数字を扱う仕事だから、正解はあるものの、あの与えられた条件と時間では、間違いは仕方がないと思っている。組織のシステムの問題だと感じている。)

 当時の僕の上司も、彼女に関しては同じことを言っている。「間違いを恐れず、とにかくカタチにしてくれるから助かる」と。

 思うに、彼女、他人の目など気にせず、与えられた仕事を「自分勝手」に処理する人だったように感じる。
 上司も、僕も、そんな「自分勝手」を認める環境や雰囲気を作れたからよかったのかもしれない。

 結果を恐れず、とにかく「自分勝手」に挑戦する勇気が必要だと思っている。

 それから、彼女はよく「休暇」を取る人だった。休むことも大切だ。
 「休暇」をとることも立派な仕事なのかもしれない。だから「有給休暇」なんだろうか?