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木造復元船「サン・ファン・バウティスタ号」を見てきた

 宮城県石巻市渡波地区に係留されている復元船「サン・ファン・バウティスタ号」が11月10日から解体されるとの報道があり、宮城県に住んでいながら初めて見に行ってきました。

 この復元船を建造するときは、バブル期の終わりのころで経済活性化対策として起爆剤とすべく、大いに盛り上がっていたのを記憶してます。
 建造中の現場を見学した思い出もあります。当時は、本当にたくさんの人が訪れていたと思います。
 目的の一つに、復元船の建造を通して、技術、技能の継承を図るといったものもあったような気がしますし、当時の記録も東日本大震災があったとはいえ、それなりに残っているものと思います。

 解体後に、また造ればいいのにと思うのですが、報道によると資金面と技術面で無理らしい。
 単にカネがかかるから造りたくないだけの様にも聞こえる。
 なんというか、このままでは、本当に技術が失われていくような気がする。
 建造中には見学者からお金をもらうとか、クラウドファンディングをするとかして、若干ではあるけれど足しにすれいいのにと思うのですがね。
 費用対効果は、充分あると思うんですけどね。
 とある社の様に、30年ごとに更新するとかとう発想もよいかもしれない(その期間は積み立てる)。
 
 総じて、行ってみて思ったのは、結構、見ごたえのある施設で、婚活時のデートコースに組み込めるなと。あと、ちょっとしたお祭りイベントも楽しそうだなと。宣伝活動をもっと工夫すればよかったのかもしれないなとも思いました。

 煩くもなく、寂しくもない、ほどよく「まったり、のんびり」したところでした。

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解体直前の復元船サン・ファン・バウティスタ