消費税が8%から10%に増税される。
政府は、高齢化社会に向けた福祉や医療の社会保障費に充てるみたいなことを言っているが、結果として嘘である。
初めて、消費税3%が導入されたときも、当時の竹下首相が、「3%以上はゼッタイに上げません」なんて豪語していたくせに、である。
結局は、無駄遣いされるだけだと思っている。
僕としては、道路や、交通施設といった国土交通省の事業に関して、税金をバラ撒くの大いに賛成だ。
「バラ撒きは悪い」という政治家、評論家、メディアなどがあるけれど、実態をみていない。
地方の経済を支え、インフラを維持し、そしてその地域に根差した技能も維持していくためには、必要な政策だと思っている。
翻って、農業分野に関するバラ撒きは、その主たる目的は役人の雇用の維持なんではないかと思うくらい、無駄でどうしようもない。
投資すればするほど、将来的な負担が増えていって、結局のところは、成り立たなくなっていっている。そんな気がしてならない。
将来に投資するというよりも、将来を失わせているような気がする。
保健や福祉に関しても、患者や利用者のためと言っておきながら、結局は、雇用の場の確保が主だと感じる。
なんていうか、間接的なコストが大きすぎる。
政治家は、見直しなんてする気がないし、役人は既得権域を守るのに必死だ。
今から、8%のうちに買い溜めして、抗うつもりでいる。