仙台市の藤崎百貨店で開催されている河北美術展を鑑賞してきた。
よく覚えていないが、この時期、恐らく20年くらい継続して鑑賞しており、僕にとっては、恒例になっている。
鑑賞が終わった後は、気分の良く疲れる。
各作品の上手い下手はよく分からない。ただ、何気なく、ぼんやりと鑑賞していてもそれとなく、その絵のパワーを浴びせられる。
そして、僕の絵の好みが何となく見えてくる。
概ね写実的で、ちょっと明るい内容の絵が好きだ。
色調は明るくても、内容が暗い絵は、気分が沈む。
作者は、鑑賞者の気持ちなどどうでもよく、とにかく”気持ちを表現したいんだろうなと”、そんなことを思いながら鑑賞した。
本当に分からないのは、受賞、入選の基準だ。
基準は、審査する人の好みとしか思えない、そんな感じがした。
以前、見たような、絵がまた入選していたりと、いっそのこと、鑑賞者が投票して選んでみるのも面白いと思った。
残念ながら、もし「欲しい絵がある?」と聞かれたら、多くて、2枚程度かな。