まず、結論から言うと、これから証券取引を始めようとする方には、「SBI証券」はお勧めしないということだ(ただ、連携している住信SBIネット銀行の使い勝手が良いので如何ともしがたい)。
僕は、今、いらだっている。
そもそも、これは、僕自身の入力操作の勘違いによる誤りと確認不足が原因なのだが、この誤りの内容は、預かり区分を「NISA(つみたて投資枠)」を選択するところが「特定/一般」となっていたというものだ。
ただ、これを誘発させる入力画面の構成と展開にも原因があると思っている。
誤りに至った経緯は以下のとおりである。
まず、メイン画面の大きなタブの「NISA」から入って設定しようとしたものの、操作手順がサッパリわからない。
なんとか手探りで投信の積立設定画面までは辿り着けたものの、この設定画面は「通常」と「NISA」の共通となっており、なおかつ、初期設定の預かり区分は「特定/一般」となっている。ここを見落としたのだ。「NISA」のタブから入ってきているものだから、初期設定はNISAだと思い込んでいた(それに、ここまで来るのにも結構疲れたこともある)。
僕は、SBI証券を使って約5年経つが、売買など常に行っている操作は、慣れて定型化するけど、一番最初や久しぶりの操作はかなり手こずる。入力画面は、あっちを開いたりこっちを閉じたりを繰り返し彷徨い、目的の銘柄を探すのも難儀する。
これは、入力画面の設計思想によるものなんだろうなと感じざるを得ない。
そういえば、住信SBIネット銀行のWeb画面も数年前に刷新されたが、彷徨いやすくなったと感じている。そしてサッパリ慣れない。
操作していて思うのは、画面展開の案内の規律のない乱立と、これに広告表示が加わり「ゴチャゴチャ」して雑音(ノイズ)と化し、煙に巻かれているような気がすることだ。結構、ストレスを感じます。
僕も含め、ユーザーは年々、歳を重ね、世間も高齢化してきて、頭の回転も落ちてくる。
SBI証券は、操作画面構成の設計思想をもっとユーザー目線にしてほしいと願っているのは、僕だけだろうか?
ネット検索すると、そう感じているのは、僕だけではないようです。
今、ネットで雑誌でも「わかりやすい」と評価が高いのは、楽天証券です。
僕は、楽天証券は使っていないが、とても気になってしまいます。
SBI証券には、改善を強く望みますが、たぶん無理でしょう。