自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題で世間を騒がせているが、僕は、あまり驚かない。鈍感なのか?
以前から、政治には金がかかると言われてきているし、自民党は所帯が大きく、ルールから少しはみ出す者が出てきても、不思議ではない。ルールそのものが、曖昧(特に税法)で解釈に苦慮して、その結果「見解の相違」なんて言い分けもよくきく。
だけど、これを是とする分けではないが、「自民党が腐敗している」なんて記事をみると、そもそも、自民党が「清く正しかった」ことなどあっただろうか?単によろしくない事が表面化しなかっただけだと思う。
この世の中、本音と建前の齟齬をよく感じざるをえない。
仕事や生活では、アホらしいルールを順守するため、本音を抑制しながら生きている。
ルールを守ることが、正義なのかと感じつつも。
窒息しそう。
これはこれで、仕方のないこともあるのだと思う。
度が過ぎるところは、大いに反省すべきではあるが。
「裏金」ではなく、制度そのものも運用しやすいように改めてもいいと思う。
昔の人は言った
「清濁併せ呑む」「水清ければ魚棲まず」「白河の清きに魚も住みかねて もとの濁りの田沼恋しき」
あまりにも清廉潔白すぎることが必ずしも良いとは限らない。
ある程度、濁っている自民党の方が、僕は好感を持てます。
それに対して、きれいごとばっかり言っている野党は、柔軟性がなく、融通が利かず面倒といった印象です。