2月22日、東京株式市場で日経平均終値39,098円となり34年ぶりに最高値を更新した。
このニュースを聞いたとき、バブルの再来かと思ってしまった。
早速、日経新聞に目を通すと、「もはや『バブル後』ではない」とか「長期の低迷を抜け出た」なんて書いてあるが、一方では、日銀総裁が「(日本経済は)インフレの状態」とも示しているようだ。
34年前も当時を思い返してみると、そのときは「バブル」との認識は乏しく、その後にバブルが弾けて皆が気付いたような印象がある。
現在の状況が、バブルか否かは、当たり前ではあるが、後年の評価による。
僕としては、やっぱり周期的にやってくるバブルだと思っている。
それも34年前よりも質(タチ)の悪い状況での。
その要因としては、すぐに思い浮かぶだけでも、少子高齢化、国家財政の巨額の借金、マイナス金利などが挙げられる。
最高値更新の大きな要因は、単に「有事の円買い」とう事象が、通貨円ではなく、日本株式に向き、これがインフレ状態と相まって生じたものという感じがする。
なんにせよ、株価は「安い」より「高い」方が、気分的にはよい。
もっとも、高配当銘柄までも、高くなるから困りものではあるが。
経済誌なども拝読すると、5万円台まで上昇するのではないかと憶測している記事もある。
僕は、ちょっと、怖くて、躊躇してしまう。
なんか、ビックウェーブ?に乗るのも度胸がいるなと感じます。
やっぱり、いつもどおり、粛々とオルカンと米国株ETFを購入していくことになりそうです。