勤務している職場で、僕が所属しているグループメンバーの1人が突然、配置換えされることになった。
仕事がデキル男なんだけど、前任者が仕事を他のメンバーに押し付けた後の状態で、引き継いだものだから、能力も時間も持て余していた。
そして、仕事をしている「フリ」をするなんて演技もしないものだから、経営陣の目に留まったようだ。
望んではいないようだったが、彼は、できる人のみが配属されるとウワサされる所属へ異動することなった。
そこで、感謝の意を込めて、送別会をささやかに行おうという機運になって、メンバー構成の年代からして、僕が幹事をかって出た。
飲み会の幹事の経験はほとんど無いが、ここ10年間では、5回くらいはしている(させられているといった方が正しい)。
型にハマったキッチリしたものから、グダグダな飲み会までいろいろしている。
今回は、新型コロナ禍に注意しつつ、経営陣よりもランクは下がるが管理職員を招いたにも関わらず、参加者10人のグダグダなラフな飲み会となった。
正直、形式ばった飲み会にはしたくなかったし、管理職員も理解を示してくれて、かつ満足されたようだった。
それで、主賓はというと、酒癖の悪さが少し出て、まぁ、それなりに楽しんではくれたようだった。
彼の、性格の素の部分を垣間見れて、ちょっと複雑な心境にはなったが。
それよりも、なによりも、この宴を開催して感謝の意を示せたことが良かったと思っている。
幹事は、結構、面倒くさいが、すごく勉強と経験になると感じる。
経験した後では、他の人が幹事をしたときは、すごく興味をもって見てしまうし、できるだけジャマしない所作をするように気配りができようになると思っている。
良い経験でした。
自分で自分を褒めてあげたい。そんな気分です。