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ガーシー氏の参議院議員を除名された件の問題は深い?

 ガーシー氏が参議院議員を除名された件については、あまり興味がなく気にも留めていなかった。
 議会に出席する気がない人を議員にしておくのもどうかとも思えるが、ただ、出席しないことをが除名の理由になり得るということを僕は知らなかった。でも、除名の理由としては、当然という気もする。

 そんな感じではあったが、先日、堀江貴文氏が言及し指摘した「田中角栄は5年間国会に行かなくても除名されなかった」については、その気付きと彼の感性の鋭さに驚かされた。
 故田中角栄氏は、病のために国会に出席できなかったのだが、それでも功績ゆえか支持者は彼が国会議員であることを望んだのだと思う。

 ガーシー氏が「国会に出席せずに職務や任務を果たせないから除名された」のでは、理由はどうあれ、この点不公平が生じると思う。
 こうした不公平が内在する制度というのは、なんとなく気味が悪い。
 
 有権者は、多種多様な意見や思想を持っている。
 中には、「国会に出席しなくても構わないから、とにかくあなたに議員でいてほしい」という願いをもって投票する者もいると思う。
 このような意見や思想も、たとえ自分とは相反していても認め合うことが必要なのではないだろうか?

 なんにしても、不公平が生じないよう、若しくは、不公平の度合いが小さくなるように、制度を更新していく必要があるのだと思う。

 そういう点では結果的にガーシー氏は、意図せずとも、仕事をしてしまったのかもしれない。
 たぶん、社会的な問題提起と議論を起こした点では、皮肉ではあるが、国会議員(今は違うけど)の中では、仕事をしてしまった(役に立った)ように感じる。